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About プロジェクト・ランウェイについて

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RIE MAESAKA
出版社勤務後、独立。フリーランスのエディター&ライターとして、モード誌や女性誌のWEBサイトを中心に、ファッションやセレブ、ライフスタイルにまつわるページを手がける。おしゃれ古着プロジェクト「セカンドクローゼット」も発足。愛猫との日々を綴った猫ブログも好評連載中。


#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

ファイナル・ランウェイまであと3日。ファイナリストとなったリアン、コルト、ケンリーは用意した12着の服のうち、10着をランウェイ用に選ぶよう言い渡される。またモデルのキャスティングを初体験。その後、ティムが各自のコレクションをチェックする。

 

ケンリーは、ウエディングドレスをメインのモデルに着せようとしていたが、ティムの助言により、前回の審査と同じドレスで質疑応答のランウェイに立つことにならないよう、違う服を着せることにする。コルトは前回の審査で「手を加えすぎ」と評価されたことから、新たに2着のシンプルな服を作ることを決心。その作業量にストレスを感じる。

 

翌日、3人はメイクの打ち合わせ。同時にフィッティングも始まり、次々と現れるモデルたちに着せる服を選び、調整作業を行い、ワークルームは大混乱となる。

 

ランウェイ前日はヘアスタイルの打ち合わせとフィッティング。夜にはティムも登場し、3人の健闘をたたえるコメントを送る。

 

そしていよいよ、ファイナル・ランウェイ当日。

 

会場となるテントの大きさとランウェイの長さに圧倒されつつ、3人はショーの準備を始める。リアンは、スチームのかけすぎでメインのモデルが着る服が伸びてしまったことに気づく。その服で質疑応答のランウェイに立たなくて済むよう、リアンは急遽違うドレスを着せ、ギリギリまで調整に手を尽くす。

 

ケンリー、コルト、リアンの順でショーが行われる。コレクションは、「3人それぞれ個性的で確固とした視点がある」と高評価。その後、いつものランウェイに戻り、質疑応答となる。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

 

ケンリーは、その技術力とスピリットが高く評価されたものの、過去のバレンシアガのコレクションに酷似したドレスがあると指摘される。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

(ケンリーのコレクションの一部)

 

コルトは、コレクションの統一感とアフリカ的要素をうまく活かし、“女性なら魅力を感じるコレクション”と高評価されるが、アイデアを詰め込みすぎた服があると指摘された。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

(コルトのコレクションの一部)

 

リアンは、複雑な構造の服をさらりと見せた点と、「リアンらしさ」が高評価されたが、全体的な変化が乏しいのではと疑問の声があがった。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

(リアンのコレクションの一部)

 

運命の結果発表。まずは、ケンリーが脱落。残ったリアンとコルトのうち……、リアンが第5シーズンの優勝を手にした。

 


【ライターSのひとりごと】

 

ついに、ファッションウィーク当日。まず驚いたのが、ゲスト審査員の降板により、急きょ代役に抜擢されたのがティム・ガンということ。ティムに審査をさせるのは、禁じ手のような気もしますが、“公平な審査をする”との宣誓があり、番組史上初めてティムが審査員席に座ることになりました。

 

待ちに待った、NYファッションウィークでのランウェイショー。ファイナリストたちのコレクションは、どれもこれもビジョンがはっきりとしていて、素敵でしたね。

 

ケンリーのインスピレーションの源は、「不思議の国のアリス」。色とりどりのドレスが並び、まさにファンタジックなコレクションでした。生地のペインティングを自分で行ったことも、高評価されていましたね。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

 

コルトのコレクションテーマは、自身のルーツである「アフリカの自然」。色使いは、「エスニックになりすぎず、エスニックさを感じさせるもの」を選択し、お手製のビーズのアクセサリーが作品に華を添えていました。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

 

リアンのデザインコンセプトは「」。池のほとりでデザイン画を描いていたことが、発想の源になったようです。ひらひらと揺れるレイヤーと色使いで波を表現していました。

 

#14「ファイナル・ランウェイ 後編」

 

また、リアンは、パンツ、ジャケット、ロングドレス…etc、と洋服がバラエティに富んでいたことも高評価されていましたね。

審査会では、「“花びらの女王”と烙印を押されないか心配」という声が上がりながらも、コレクション全体の出来は「神がかり的」と絶賛され、みごと第5シーズンの優勝を手にしました。

 

さて、今シーズンは、(業界慣れしていた?)第4シーズンの出場者たちと比べると、やや「原石」の割合が高かったかもしれませんが、その分、番組内で成長していく姿を楽しむことができましたね。

 

もっとも成長が著しかったのは、今シーズンの覇者となったリアン・マーシャルではないでしょうか? 振り返ると、第1回のテーマでは、課題の内容が特殊だったとは言え、リアンらしさは見られず、第2回のテーマでは、テイストを打ち出すも、「やりすぎ」と批評されてワースト入り。そこからの挽回に、目を見張るものがありましたね。今シーズン、ティムのアドバイスをいちばん活用できていたのは、リアンだったようにも思います。

 

それから、今シーズンは審査員(とくに、マイケル)のフォローコメントが素晴らしかったですね。これまでは、自己主張の強いデザイナーたちと真正面からぶつかり、激論を交わすシーンがしばしば見られましたが、今回は何と言うか、一段上に立ったような印象で、身も心もボロボロになっているデザイナーを包み込む優しさが感じられました。

 

人間模様の方は…、お騒がせキャラはいたものの、比較的平和なシーズンだったのではないでしょうか?? (第1シーズンの仲が悪すぎただけ??) 後半はケンリーが悪目立ちしていましたが、悪意がなかったのが救いだったようにも思います。

 

ムードメーカーはブレイン、スウェード、あとは地味にギャクを振りまいていたリアンあたりでしょうか? 地味過ぎて、審査員には伝わらなかったことが心残りです。

 

ということで、計13回に渡ったプロジェクト・ランウェイ第5シーズンのデザイナーズバトルは、リアン・マーシャルの優勝で幕を閉じました。では最後に少しだけ、「ファイナリストたちのその後」をお伝えします。

 

■ケンリー・コリンズ

放送終了後、10点の春コレクションを発表。アメリカの女性飛行士、アメリア・イアハートにインスパイアされたようで、ラスベガスのMagicでお披露目しています。

新作もデザインし、洋服は限られたブティックや自身のホームページで販売している様子。基本的には、ランウェイ出場前と同様、フリーランスのデザイナーとして仕事をこなしながら、空き時間には初心者に裁縫を教えているそうです。

ケンリーのオフィシャルサイトでは、彼女のトレードマークである羽の髪飾りが販売されているので、ご興味のある方はぜひどうぞ。

☆ケンリーのオフィシャルサイト
http://kenleycollins.com/

 

■コルト・モモルー

2位という結果に、当初はかなり落ち込んだようですが、のちに「自分のデザインが受け入れられて、よかった」と語っています(ちなみに、本国で行われたファン投票では、コルトが1位でした)。

2009年夏には、自身のオンラインショップを開設。ファッションウィークでも披露していた、お手製のアクセサリーを販売しています。洋服は、ロスにあるジェレルのお店に置いてもらっているようです。

2010年には、地元のアーカンソー州に本拠地を置くデパートブランド「Dillard's」でアクセサリーを販売。2月には、NYファッションウィークのデビューを飾り、2010年秋コレクションを発表しています。

引き続き、デザイナー、母親として、多忙な毎日を送っているようです。

☆コルトのオフィシャルサイト
http://www.kortomomolu.com/

 

■リアン・マーシャル

優勝特典であった“ブルーフライ・ドットコムで服を販売する権利”を利用して、2009年6月に「エコ・フレンドリー」ラインを販売。番組のホストであるハイジ・クラムのマタニティドレスも制作しています。

放送終了後に行われたNYファッションウィークで、さっそくデビューを飾り、2009年春コレクションを発表しています。

オフィシャルサイトにはコレクションの写真が掲載されていますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。

☆リアンのオフィシャルサイト
http://www.leanimal.com/

2010.5. 5|第5シーズン|コメント(1)トラックバック(0)

#13「ファイナル・ランウェイ 前編」

前回脱落者が決まらなかったため、4人のデザイナー全員が家に戻って、ファッションウィークに向けて10着のコレクションを作ることになる。

ただし、ファッションウィークに進めるのは3人だけ。そのため、宿題としてテーマが1つ与えられる。それは“コレクションのラインを反映させたウェディング・ドレスを作る”こと。デザイナーたちはホテルを出て家に向かい、さっそく作業に取りかかる。作業期間は2ヶ月間、予算は8,000ドルまで。

 

4週間後、ティムがそれぞれのデザイナーの家を訪れる。アーカンソー州のコルトの家ではアフリカン・ドラムの演奏でもてなされる。ポートランドのリアンの家では、2人でサイクリングに興じる。ロサンゼルスのジェレルの家では、彼を育てた親の話を聞く。ブルックリンのケンリーの家では、ケンリーが大好きだった祖母のことを知る。

 

ファッションウィークまで、あと6日。デザイナーたちはニューヨークに戻り、最後の仕上げに取りかかる。

 

#13「ファイナル・ランウェイ 前編」

 

そんななか、さらに新たなテーマが発表される。それは、“用意したウェディング・ドレスに合う、ブライズメイドのドレスを作る”というものだった。新たな課題に苦しみながらも、この2着のドレスでファイナリストが決まるため、デザイナーたちは全力投球する。ティムもデザイナーたちに感情移入して、誰一人落ちてほしくないと願う。

 

いよいよ運命の審査会。好評だったのはリアンの造形的なドレス。また、ケンリーのドレスは既製のデザイナーの影響を色濃く受けてはいるものの、素晴らしい出来と評価された。

 

#13「ファイナル・ランウェイ 前編」

(リアンの作品)

 

#13「ファイナル・ランウェイ 前編」

(ケンリーの作品)

 

一方、コルトのドレスは2着がバラバラで、1着はやりすぎ、もう1着は退屈すぎる評価され、ジェレルはゴージャスに飾り立てたが、それがやりすぎと評価された。

 

#13「ファイナル・ランウェイ 前編」

(コルトの作品)

 

#13「ファイナル・ランウェイ 前編」

(ジェレルの作品)

 

結果は…ジェレルが脱落し、女性3人がファッションウィークへ進むことになる。

 


【ライターSのひとりごと】

 

今回はファイナルをかけた最終対決。ティムのお宅訪問を通して、デザイナー4人のルーツを伺い知ることもできましたね。

 

リアンのウェディングドレスは、得意のレイヤーを全面に押し出し、コレクションのテーマである「波」を連想させる美しいドレス。途中経過の作品は、テーマの要素がやや欠けていましたが、ティムの指摘を受けて、みごとに変化させていましたね。毎度のことながら、彼女の調整力はすばらしいのひとことに尽きます。

 

ケンリーの作品は、ひときわ華やか。審査会では、これまでの作品でも見せてきた「緻密さ」も、評価されていましたね。気になるのは、「有名デザイナーの作品と酷似している」と指摘された点。最終審査にどのように影響してくるのか、気になるところです。

 

コルトは…、ここへ来て失速してしまった感じでしょうか? 前回のイヴニングドレスで評価が低かった分、挽回するチャンスだったと思うのですが、ゴージャス系のドレスはやや苦手分野なのでしょうか?? とはいえ、ティムのお宅訪問でちらりと見えたコレクションはコルトらしく、ファッションウィークが待ち遠しくなりました。

 

ということで、晴れ舞台を目前にして、惜しくも脱落してしまったのはジェレル…。審査会では、色使いや凝り過ぎたデザインを批評されていました。

確かに、頭から生えた“花”には度肝を抜かれましたが、テイストという点では、彼の色選びは基本的に渋めで、生地やアイテムが多いことは、逆に彼のウリであったように思います。今回はウェディングドレスというテイスト違いのテーマであった上、まとめ上げることにも失敗したようですが、ある意味、彼の個性が出尽くした作品だったのではないでしょうか…?

 

さて、次回は「ファイナル・ランウェイ 後編」。ついにファイナリストたちが、ニューヨーク・ファッションウィークでコレクションを発表します。はたして、誰が優勝を手にするのか…?? 楽しみです。

 


【今週のジャッジ】

 

■ニーナ・ガルシア

「考え抜かれたドレスとは思えない」

ジェレルの作品に対して、審査員が気になる点を次々と挙げ、ニーナが最後にこうひとこと。さらに、「同じスピリットでコレクションを作っているとしたら、ちょっと心配」と付け加える。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「真実味のある服を作れ」

さまざま生地をミックスして、アシンメトリーのイヴニングドレス・コレクションを作るジェレル。彼の途中経過の作品をチェックして、ティムがこうひとこと。

2010.4.28|第5シーズン|コメント(5)トラックバック(0)

#12「運命のドレス」

今や4人にまで絞られたデザイナー。今回を乗りきればニューヨーク・ファッションウィークに出場できるため、ゴールを目前に一同は緊張を隠しきれない。

テーマ発表に彼らが連れて行かれたのは、ニューヨーク植物園。そこで言い渡されたテーマは“カメラで自然を撮影し、撮った写真からインスピレーションを得て、イヴニング・ドレスを作る”こと。作業期間は2日間、予算は250ドルまで。

 

#12「運命のドレス」思い思いに撮った写真から一枚を選び、デザイナーたちは作業を開始する。しかし、ケンリーは生地を膨らませるためのチュールを店に置き忘れてきたことに気づく。

途方にくれるケンリーだったが、かねてよりケンリーの無礼で傲慢な態度に怒りを感じていた他のデザイナーたちは、彼女を助けようとしない。結局、店に取りに戻ることを許されて、事なきを得たケンリーだったが、「仲間はずれにされている」と他のデザイナーたちとの距離を感じる。

 

#12「運命のドレス」リアンはラベンダーをインスピレーションに得意のプリーツで勝負をかけるが、思ったように作業が進まずプレッシャーを感じる。また、自分のベストのできではないと嘆く。

コルトも普段使わないレースやビーズに手を出すものの、「エカテリーナ2世風」とティムに言われて、悪戦苦闘する。

 

ジョルジーナ・チャップマン運命を決める最後のランウェイ・ショー。ゲストはマルケッサの共同設立者でデザイナーのジョルジーナ・チャップマン

 

ランウェイでのショー後、いつもの質疑応答に加え、「なぜ自分がファッション・ウィークに出るべきか」「自分と一緒に出るべき他の2人は誰か」との質問がされる。

ケンリーは全員から否定されてショックを受ける。コルトもジェレルも、緊張感から涙を隠せない。

 

好評だったのは若々しいドレスに仕上げたジェレルと、ソフトな面をうまく引き出したリアン。ただし、2人ともベストではなかったと審査員は不満を口にする。

 

#12「運命のドレス」

(左から、ジェレル、リアンの作品)

 

不評だったのは「ミスコンのドレス」とされたコルトと、爬虫類風のドレスと反抗的な態度が問題とされたケンリー

 

#12「運命のドレス」

(左から、コルト、ケンリーの作品)

 

結果は…ジェレルが優勝となるが、脱落者はなし。デザイナー4人は、全員がファッション・ウィークに向けてコレクションを作り、ショーの直前で再度審査が行われ、3人の出場者が確定することになる。

 


【ライターSのひとりごと】

 

ラストのテーマは“自然からインスピレーションを得て、イヴニングドレスを作る” こと。ブライアントパークへの出場をかけたバトルということで、それぞれのスタイルを見せつけられる最高のテーマでしたね。

 

リアンが選んだ花は、ラベンダー。ラベンダーの形をプリーツで表現したようです。途中経過の作品は、プリーツのボリュームがたっぷりすぎてギョッとしましたが、最終的にランウェイに登場した作品は、コンパクトにまとめられていましたね。審査会では、バックに難があるとされながらも、調和のとれたプリーツ使いとフェミニンなスタイルに評価を得ていました。

 

コルトが選んだ花は、トリトマ。彼女は“立体的で質感のある花を選んで、攻めていく”と宣言し、こちらもその点を期待していた訳ですが…。実際に完成した作品を見る限り、インスピレーションに活かせたのは“色”だけのよう。やや残念でしたが、ドレスの形は素敵でしたね。

 

ケンリーのインスピレーションの源は、赤紫の葉っぱ。それが魚のうろこのように見えると、うろこをイメージしてデザインを制作…。この拡大解釈がマイナス点になり、審査員たちからは「オーガニックさを感じない」「爬虫類みたいで薄気味悪い」と批評されることに。今度こそ脱落かと思いきや、彼女の独特のセンスは捨てがたいものがあったようです。

 

ジェレルは、パープル系のバラが寄せ集まって咲いている写真がインスピレーションの元。仕上げが雑なことが指摘されていましたが、4人のドレスのなかではいちばん若々しさがあり、おもしろかったと評価されて、優勝を手にしました。

 

また、今回は審査会での質疑応答にもドラマがありましたね。誰が脱落すべきかを挙げるシーンでは、3名が口をそろえて“ケンリー”を名指し。理由として“性格”を挙げるかと思いきや、みなファッションの問題点を指摘していました。

 同じデザイナーとしては、“ワンパターン”という点を低く評価したようですが、なかなか難しいところですね。ワンパターンと強烈なテイストは、ひとつの個性の短所と長所のような気もします。審査員たちも、ワンパターンはよくないとしつつも、強烈な個性は気に入っているようにうかがえたので、脱皮することに希望を託してのセミファイナル進出だったのでしょうか?

 

さて、今回はジェレルが優勝したものの、前シーズンとは違い、ファイナル進出を確定させたデザイナーは1人もいませんでした。全員のコレクションの一部を見れるのは嬉しい限りですが、はたして誰がブライアントパークへ出場するのか…。まだまだ気が抜けませんね。ではまた。

 


【今週のジャッジ】

 

■マイケル・コース

「私たちが君の作品を嫌っていたら、君はとっくに落ちてる。私たちはファンなんだよ。いい服を作って欲しいだけだ」

作品を批判されたケンリーは、審査員たちに猛反論して、無礼な態度を取る。ニーナやハイジは態度の悪さを批判するが、最後にマイケルがこうひとこと声をかける。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「ケンリー、コルト、リアン、ジェレル、私は君たちを誇りに思うよ」

審査会の前日、残る4名のデザイナーへ、ティムお決まりのはなむけの言葉。このセリフを聞くと、いよいよファイナルかと実感が湧く。

2010.4.21|第5シーズン|コメント(1)トラックバック(0)

#11「ロックン・ランウェイ」

#11「ロックン・ランウェイ」デザイナーも残り5人となり、さらに激戦が繰り広げられる。

今回のテーマは、“デザイナー同士をクライアントに、指定の音楽ジャンルからインスピレーションを得た服を作る”こと。

モデルもデザイナーたちがつとめることになり、一同は騒然とする。予算は150ドル、作業期間は今夜1時まで。

 

#11「ロックン・ランウェイ」コルトのクライアントはスウェードで、ジャンルはパンク。コルトはメンズウェアを苦手としているが、ジーンズをブリーチ加工したり、うまく味を出す。

ケンリーのクライアントはリアンで、ジャンルはヒップホップ。ヒップホップと言えばダボダボサイズの服をイメージするが、ケンリーはハイウェストのフィットしたジーンズ・ルックを制作し、ティムの忠告にも耳を貸さない。

 

#11「ロックン・ランウェイ」スウェードのクライアントはジェレルで、ジャンルはロックンロール。ジェレルの注文通りに作ると時代遅れになりそうだと思い、審査員受けしそうな服を作るが、ロックにしてはインパクトがないとティムに指摘される。

ジェレルのクライアントはケンリーで、ジャンルはポップ。ブリトニー・スピアーズ風のセクシーな服で、見事に変身させる。

リアンのクライアントはコルトで、ジャンルはカントリー。ブーツでカントリーテイストを出しつつ、上品にまとめる。コンペも佳境に入り、デザイナー同士、いまいちだと思う点も指摘せず、それぞれの思惑が見え隠れする。

 

#11「ロックン・ランウェイ」審査会当日。今回のゲスト審査員は、アメリカを代表するヒップホップアーティストで、自身のファッションブランドも展開するLLクールJ

今回はヘアメイクで変身したデザイナーたちが、ランウェイの上を歩く。

 

好評だったのはまさにポップなファッションでケンリーを変身させたジェレルと、スウェードに似合うパンクファッションを作り上げたコルト

 

#11「ロックン・ランウェイ」 

(左から、ジェレル、コルトの作品)

 

不評だったのは、ロックのジャンルなのに無難な服を作ってしまったスウェード、ヒップホップらしからぬテイストで50年代風以外のファッションだと話にならないと指摘されたケンリー

 

#11「ロックン・ランウェイ」

(左から、スウェード、ケンリーの作品)

 

結果は…優勝者はコルト。脱落者はスウェードだった。

 


 

【ライターSのひとりごと】

 

今回、モデルはお休みでしたが、モデル選びにドラマがありましたね。ケンリーとリアンがモデルの変更を希望。

ケンリーは“自分の服に似合う”という理由で、前回脱落したジョーのモデル、トパシオと組むことに。リアンは“スウェードはティアがモデルで有利だった”として、彼のモデルであるティアを指名。ここにきて、ダメ出しをされたジャーメインとキャラリン…。モデルの戦いもシビアになってきましたね。

 

さて、モデル選びにドラマがあったにも関わらず、今回モデルを務めたのはデザイナーたち自身。“音楽ジャンルをイメージした服”がテーマで、ジャンルはクジ引きで決められました。ほとんどのデザイナーが自分のテイストとは違う音楽ジャンルをあてがわれていたので、どれだけ変身するか、見ものでしたね。

 

もっともハッとさせられたのは、ケンリーとスウェードでしょうか? 審査会でも、2人の服を作ったジェレルとコルトが高評価でした。今回は各自の強烈なテイストより、“ジャンルを表現しつつ、仲間を魅力的に変身させる”という点が評価ポイントになったようです。

 

新たな魅力を引き出してもらったケンリーとスウェードですが、皮肉なことに、ワースト2に残されたのもこの二人でした…。

 

ケンリーはヒップホップがテーマ。ヒップホップ系も範囲が広く、ティムの指摘した“ダボダボサイズ”が今のスタイルかはわかりませんが、特徴であるカジュアルさや豪華さ、女性の場合、セクシーさなどが、もう少し必要だったかもしれませんね。審査員からは「50年代風ならいいが、畑違いのものを作らせたら話にならない」と批評されていました。

 

一方、スウェードは、同じメンズウェアのコルトの作品と並べると、物足りなさが目立ってしまったようです。手が込んでいるのは伝わりましたが、“ロック”というテーマにしては、派手さが不足している点を審査会でも指摘されていましたね。

 

テーマに沿わない服を作ったケンリー、インパクトのない服を作ったスウェード。どちらが落とされるか微妙なところでしたが、今回はランウェイがマイナス評価する“退屈な服”を作ったということで、スウェードが脱落。服自体は良かったと思うのですが、厳しい判定でしたね。また一人ムードメーカーが去ることになり、寂しくなります…。

 

さて、次回はいよいよ最終テーマ「運命のドレス」。誰がファイナル進出を果たすのか、楽しみです。ではまた。

 


 

【今週の暴言】

 

■ケンリー・コリンズ

「リアンをバカっぽくしたくなかったの」

ヒップホップがテーマなのに、ヒップホップらしい服ではないと審査員に指摘されて、こう反論。ヒップホップスタイルがバカっぽいとも取れる発言で、LLクールJに対して失礼かも…。

 


 

【今週のTim’s VOICE】

 

「ここからは、ディティールがものを言うようになる」

ロックがテーマのスウェードの作品を見て、“パワーが足りない”とした上で、こうひとこと。

2010.4.14|第5シーズン|コメント(0)トラックバック(0)

#10「『できる女』の演出法」

#10「『できる女』の演出法」ランウェイに集合したデザイナーたちの前に、中年女性たちが現れる。「母親」がテーマかと戦々恐々とするデザイナーたちだったが、続いて彼女たちの娘が登場した。

ということで、今回のテーマは“大学を卒業したばかりの若い女の子がイメージチェンジできる服”。クジ引きで相手をあてがわれたデザイナーたちは「娘の服装に口を挟みたがる母親もクライアントだ」とティムにクギを刺される。打ち合わせの後、ショッピングに出かける。今回の作業期間は2日間、予算は100ドルまで。

 

#10「『できる女』の演出法」ジョーは「母親と娘の好みは違うから、2人を同時に満足させる服などムリなのでは?」と不安を隠しきれない。ケンリーは、ヴィンテージ好きのクライアントが自分とセンスが同じだと喜び、得意の40・50年代の服を張り切って制作。フィッティングに同行してきた母親もケンリーの服を気に入る。

 

一方で、うまくいかないデザイナーも続出。ジョーはクライアントに買ってきたピンストライプの生地が気に入らないと言われ、リアンは「体を引き立てない」と母親からNGを出されてしまう。スウェードも、クライアントがパンツスタイルを希望したため、得意のドレスが披露できないと悩む。

 

2度目のフィッティングに現れたのは娘たちのみ。デザイナーたちが修正を加えた服を見て、おおむね好評となる。また、今回の優勝者の服とクライアントは、トレセメの広告として「ELLE」に掲載されると発表され、デザイナーもクライアントもモチベーションが上がる。

 

#10「『できる女』の演出法」審査会当日。今回のゲスト審査員は、デザイナーのシンシア・ローリー。残るデザイナーは6名となったため、ランウェイのショー後、すべてのデザイナーが残され、質疑応答が始まる。

 

好評だったのは、クライアントを老けさせることなく洗練させて大変身に成功したジェレル、クライアントとの相性がぴったりだったケンリー、若々しく手の込んだジャケットを作ったコルト

 

#10「『できる女』の演出法」

(左からジェレル、ケンリー、コルトの作品)

 

一方、不評だったのは古くさく「写真家」というクライアントのイメージをまったく喚起させられなかったスウェード、フレッシュな部分がなくクライアントの個性を活かせなかったリアン、ありきたりなスーツを作ってしまったジョー

 

#10「『できる女』の演出法」

(左からスウェード、リアン、ジョーの作品)

 

結果は…、優勝者は前回に続いてジェレル。トレセメ広告の撮影に参加して感激する。脱落者はジョーだった。

 


 

【ライターSのひとりごと】

 

今回は、過去シーズンでもたびたび登場した“一般人”がクライアントのテーマ。好き放題注文を付けるクライアントにデザイナーたちが苦しめられている様子が印象的でしたが、今回もその点は同様でしたね。さらに、今回はモデルの母親もクライアントということで、世代の違う母娘の好みを両立させる手腕も問われていました。

作品の内容は“大学を卒業したばかりの女性がイメージチェンジできる仕事服”。クライアントはクジ引きで選ばれましたが、その点が多少勝敗にも影響したようです。

 

さて、結果です。ジェレルのクライアントは、画家のアシスタント志望。クライアントがユニセックスぽい服を希望したため、タイトなペンシルスカートに、メンズ風のカーディガンをプラスすることに。完成した服は一見シンプルでしたが、ジェレルお得意のトリミングの技が光っていましたね。ジャケットをカーディガン風にしたのも高ポイントになったようで、2回連続で優勝を手にしました。

 

コルトのクライアントは大学院のラボで働く女性。ワンピースが好きというクライアントの好みを反映して、白衣の下にも着られるラップドレスを制作。ジャケットのステッチにベルトと同様の黒のレザーをプラスして、ドレスとの一体感を出していましたね。彼女らしい一着で、こちらも高評価でした。

 

ケンリーのクライアントは、アクセサリーのバイヤー。クライアントがヴィンテージ好きということで、得意の40~50年代風のワンピースを制作。今回は、ミニケンリーと組めたからこそのベスト3だったようにも思います。

ケンリーと言えば…、彼女は制作過程で問題点を指摘された時、“わかってないわね、私はこのままで行くわ”といった反抗的な態度を取りがちですが、最終的にランウェイに登場した作品を見ると、ちょこちょこと手直ししていますね。前回もハイジに指摘された“ずり下がったトップス”をくいっと上げたり、今回もティムに指摘された“長すぎるチュール”をカットしたり。アドバイスする方は踏んだり蹴ったりですが、意外と聞く耳を持っている点が、彼女がここまで残れた一因になっている気がします。

 

そして、ワースト2に残されたのはスウェードとジョー。共通して“職業を想像できない”“古くさい”などと評価されていましたが…、結果はジョーが脱落。

どちらもかなり酷評されていましたが、どうやら“発想が古くさい”という点が、いちばんのマイナスポイントになってしまったようです。早いもので、残るデザイナーは5名。これからますます審査が厳しくなり、シビアな戦いになりそうですね。

 

さて、次回は「ロックン・ランウェイ」。こちらもランウェイおなじみの“デザイナー同士がクライアント”のテーマ。さらに、“音楽”という要素もプラスされるようなので、デザイナーたちがどれだけ変身するのか、楽しみです。ではまた。

 


 

【今週のジャッジ】

 

■ニーナ・ガルシア

「いちばんの問題は、仕事着はかくあるべきという、ありがちな発想そのまんまの服ということよ」

ジョーの作品に対して、こうコメント。

 


 

【今週のTim’s VOICE】

 

「(上下に並べた)ポケットだが、平行になっていないぞ。ずさんに見える」

スウェードの作品に対するアドバイス。デザイナーも6名に絞られ、全体的に細かくアドバイスしている姿が印象的でした。

2010.4. 7|第5シーズン|コメント(2)トラックバック(0)

#9「星座のファッションショー」

今回はテーマ発表にあたり、スペシャル・ゲストが登場する。現れたのは、何と今シーズン脱落していったデザイナーたちだった。そして、発表された今回のテーマは“彼らとペアを組んで、アヴァンギャルドな服を作る”こと。さらに、“どちらかの星座にインスピレーションを受けた服”という条件がつく。脱落したデザイナーの敗者復活はない。

 

#9「星座のファッションショー」クジでペアが決められ、30分のデザイン画作成に入る。今回の作業期間は2日間、予算は250ドルまで。デザイナーたちはさっそく作業を開始するが、うまくいっているチームもあれば、不穏な空気が漂うチームも。テリーとキースは険悪なムード、ケンリーは1人で突っ走り、ティムの助言にも耳を貸さない。

 

#9「星座のファッションショー」作業2日目。作業台の上にメッセージカードが置かれ、夜にパーティが開かれ、そこで各自の作品を披露することが発表される。デザイナーたちは作業時間が減って慌てるが、何とか準備を整えて、パーティ会場である自然史博物館のプラネタリウムへ向かう。

会場に到着した彼らを待ち受けていたゲストは、何と過去のプロジェクト・ランウェイの出場者たちだった。第4シーズンの優勝者クリスチャン・シリアーノや第1シーズンの優勝者ジェイ・マキャロルなど懐かしい面々がそろう。歓談しつつ作品の品定めが行われ、彼らの投票で優勝者が決定する。しかし、優勝者の発表は翌日の審査会後まで、おあずけに。

 

審査会当日。デザイナーたちは、昨晩のパーティで指摘された意見を取り入れて、変更を加えたり、仕上げに忙しい。そんななか、テリーと仲違いしたキースは、手伝いもせず休憩室で寝ている。

 

#9「星座のファッションショー」いよいよ、ショーと審査が行われる。今回のゲスト審査員はカルバン・クラインのクリエイティブ・ディレクターであるフランシスコ・コスタ。ランウェイのショー後、4チームが残される。

 

不評だったのは、天秤をイメージしたが悪ふざけのような服になってしまったブレイン、水瓶座のイメージをまるで感じさせない服になったケンリー、いかにもライオン風のチープなデザインのテリー、無難な服になってしまったスウェード

 

#9「星座のファッションショー」

(左から、ブレイン、ケンリー、テリー、スウェードの作品)

 

一方、好評だったのは、流れるようなドレスで水瓶座を表現したコルト、炎のイメージで牡羊座を表現したジョー、ファブリック使いに凝って射手座を表現したジェレル、構造的な服でさそりをイメージしたリアン

 

#9「星座のファッションショー」

(左から、コルト、ジョー、ジェレル、リアンの作品)

 

結果は…優勝者はジェレル。今回は脱落者が2名が選ばれるため、ブレインとテリーだった。

 

※表記に一部誤りがありましたので、訂正させていただきました。


 

【ライターSのひとりごと】

 

今回のキーワードは“アヴァンギャルド”と“星座”。コスチュームにならないよう、そのさじ加減が難しそうでしたね。また、今回はくじ引きでペアが決められたため、おもしろい組み合わせも誕生していました。ブレインとステラ、ジェレルとジェニファー、テリーとキースなどなど、タイプの違うデザイナーたちがどんな作品を仕上げるのか、ショーを見る前からワクワクでした。

 

さらに、今回は過去の懐かしいデザイナーたちが勢ぞろい! シーズンの違うデザイナーたちがこれだけ一堂に会したのは、番組史上初かもしれません。 第1話のオースティンに始まり、ドラッグクイーン対決でのクリス・マーチ、前回ゲスト審査員として登場したローラ・ベネットなど、今シーズンは過去デザイナーの登場数が最多ですね~。

 

さて、結果です。高評価だったのは、リアン、コルト、ジョー、ジェレルの4名。どのデザイナーも、アヴァンギャルド×星座×テイストの要素をみごとにまとめて上げていましたね。

リアンは美しい曲線のレイヤー、コルトはファンキー&シック、ジェレルはディティールに凝ったタイトなシルエットが、それぞれの持ち味として定着しつつある感じでしょうか? ジョーだけは目立ったテイストが見当たりませんが、敢えて言うならば“テーマに沿ったデザインを形にする力”でしょうか? 今後、ベスト3、優勝へと上りつめるためには、もう少し明確なテイストが求められそうな気もしますが、ともかく今回のドレスは素敵でしたね。

 

一方、ワーストですが…。こちらもこちらで、見ごたえはありました。いちばん目を引いたのはケンリーの作品でしょうか? 確かに、フォルムはやりすぎ感があり、星座の要素を見つけるのも難しかったですが、生地の組み合わせをはじめとする独特のテイストは健在で、審査員たちはその点を気に入っている様子。今後は自分の得意ジャンル以外で、どれだけ新しい一面を見せられるかがポイントになりそうですね。スウェードは作品よりも、ここのところ放心状態が増えているのがやや心配です…。

 

そして、今回は悲しいことに、2名が脱落。残り人数も少なくなり、評価も厳しくなってきましたね…。まずはテリーですが、ワーストに残されたのは今回が初めてで、初めてにして脱落というのは、ちょっと酷な気もします。ただ、パンツスタイルが多く、他の強烈なデザイナーたちと比べてやや印象の薄い回があったこと、加えて今回はリーダーシップも問題視されていたので、仕方がない結果なのでしょうか…。残念です。

 

もう一人の脱落者は、ブレイン。ランウェイを歩くモデルを見て、第1話のオムツがフラッシュバックしてしまいました…。天秤はバランスを取る星座だと言われているのに、なぜか傾いた天秤をイメージして、アンバランスなデザインのジャンプスーツ(?)を制作してしまうブレイン。この時点でややズレていた気もしますが、ペアのステラは疑問を抱くことなく、そのまま二人で突っ走ることに…。一方で、天秤のイメージカラーを素直に取り入れたり、ステラの持ち味を活かそうとしたり、今回は彼の優しさもマイナスに作用してしまった気もします。ただ、ズレを指摘されたのは、スーパー、ブルックの回と併せて3回目。そろそろ限界だったのでしょうか…。ムードメーカーだっただけに、寂しくなります。

 

さて、次回は「『できる女』の演出法」。就職を控えた若い女性がクライアントのよう。ここのところドラマチックなテーマが続いていたので、久々にリアル・クローズの対決を楽しめそうですね。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■テリー

「じゃあ、床に落ちたマチ針でも数えててくんない?」

キースとペアを組むことになったテリーだが、彼とはテイストや技術力が違いすぎると言い、一人で作業を進めようとする。暇をもてあましたキースから、何を手伝えばよいか尋ねられて、陰でこうひとこと。

 

■ケンリー

「ハイジと変わんないよ」

ケンリーの作品を見たハイジは、“デザインのせいで、モデルのバストの位置が低く見える”と指摘する。それに対して、ケンリーがこう反論。 自己弁護のためとはいえ、女性(しかもスーパーモデル)に対して、かなり失礼な発言かも…。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「アヴァンギャルドとコスチュームの間には明確な境界線がある」

ケンリーの作品に対して、こうひとこと。

 

「ドレスの一部として、きちんと溶け込んでいることが大事だぞ」

獅子座を表現しようと、ファーやレザーを多用するテリーに対して、こうひとこと。

2010.3.31|第5シーズン|コメント(2)トラックバック(0)

#8「憧れのミューズ、ダイアン」

#8「憧れのミューズ、ダイアン」ランウェイに集められたデザイナーたちは、ティムから「今回はファッション・レジェンドのためにデザインしてもらう」とテーマを言い渡され、ニューヨークのミートパッキング・ディストリクトへ連れて行かれる。そこに現れたのは、ダイアン・フォン・ファステンバーグ

 

ダイアンから詳細を発表されたテーマは、“ダイアンの秋コレクションの一着となることを想定して、服をデザインする”こと。

#8「憧れのミューズ、ダイアン」コレクションのテーマは、マレーネ・ディートリッヒが世界を旅するスパイを演じた映画「異国の出来事」。優勝者の服はアメリカン・エキスプレスの会員限定で販売され、収益の一部はアメリカファッション協議会に寄付されるとの発表があり、デザイナーたちは知名度を上げるチャンスと感激する。

ダイアンのサンプルルームで思い思いの生地を選び、さっそく制作を開始する。残り時間は、あと10時間。

 

#8「憧れのミューズ、ダイアン」ダイアン・フォン・ファステンバーグの秋コレクションはレイヤードスタイルばかりなので、ほとんどのデザイナーはスリーピースかツーピースの服を制作することに。しかしケンリーだけは「お気に入りのプリントを使いたい」と、ワンピースのみで勝負に出る。早々にパンツを仕上げたテリーはご満悦だが、他のデザイナーたちは「また同じパンツか」と食傷気味。

ビッグなブランドと優勝特典の大きさで、デザイナーたちにはいつもより大きなプレッシャーがかかる。対抗心もヒートアップし、ステラは自分が何を作っているのか話そうともしない。

 

#8「憧れのミューズ、ダイアン」審査会当日。今週もニーナは欠席で、IMGファッションのファーン・マリスが代役を務める。ゲスト審査員はダイアン・フォン・ファステンバーグ。ランウェイのショー後、残されたのは6名。

 

好評だったのは、シンプルで美しいワンピースを作ったケンリー、テーマの求める違った要素を融合させ多くの工夫を凝らしたリアン、うまく生地を選び黄色の差し色で引き立てたコルト

 

#8「憧れのミューズ、ダイアン」

(左から、ケンリー、リアン、コルトの作品)

 

不評だったのは、ベストとドレスがミスマッチでスカートの形が悪かったスウェード、まとまりがなく仕立ても酷評されたジョー、ドラキュラのようなケープを作りスーツの仕立てにも失敗したステラ

 

#8「憧れのミューズ、ダイアン」

(左から、スウェード、ジョー、ステラの作品)

 

結果は…優勝者はリアンで、 作品はアメリカン・エキスプレスの会員限定で販売されることに。脱落者はステラだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

今回は、ゲスト審査員として過去にも番組に参加したことのあるダイアン・フォン・ファステンバーグがついに出題者に! ダイアンのコレクションにふさわしい一着ということで、ケンリー以外は2ピース以上を制作。また、コレクションのテーマが映画「異国の出来事」ということもあって、主人公のマレーネ・ディートリッヒが訪れた国のエッセンスをデザインに取り入れるデザイナーが多数いましたね。

 

“上海”を取り入れたのは、ジョーとケンリーですが、今回はケンリーに軍配が上がったようです。ケンリーのドレスは、カラフルでシック。ハイジや他のデザイナーは、ワンピース1枚で切り抜けることをおもしろく思っていないようでしたが、ダイアンの「私は好き」の一声で空気が一変。確かに、上手く切り抜けた感があり、ハイネックのワンピースも定番になりつつあるので、もう少し違う一面を見てみたい気がします。

また、上位3名の作品を眺めてみると、名前を伏せても誰の作品かわかるものばかり。8回のバトルでここまで個性を見せつけられているのは、おみごとですね。

 

一方、ワーストのなかで、残念ながら脱落してしまったステラですが…。今回のワーストはどんぐりの背比べだったようにも思いますが、彼女は過去にもミスがあったのと、前回と続けて、自分のテイストの盛り込み方に失敗してしることが決定打となってしまったようです。ブレインとの掛け合いが見られなくなるのは、寂しい限りですね…。残念。

 

今回は通過組のジェレル、テリー、ブレインの作品も楽しめましたが、とくにテリーは、一定の評価を受けつつも、なかなかベスト3には残りませんね~。今シーズンは、スタイルにインパクトのあるデザイナーが多いので、やや埋もれてしまうのでしょうか?

 

さて、次回は「星座のファッションショー」。ユニークな作品が並びそうな予感がして、楽しみです。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■ブレイン・ウォルシュ

「女優のメアリー・ケイト・オールセン。お嫁さんにしたい…。そう思うでしょ? ティム以外は?」

“ファッションレジェンド”が誰なのかを想像して、ブレインがこうひとこと。それは言わないお約束…。

 

■ステラ・ゾーディス

「審査員がどんくさいんだよ。デカすぎのムームードレスに、ウエストバンドのスタイリスト? わかっちゃいないね」

作業チェックに来たティムは、前作の評価も引き合いに出して、“統一感がない”とステラに指摘する。それに対して、ステラがこう反論。“わかっちゃいない審査員”とは、レイチェル・ゾーのこと。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「見れば見るほど、“あり”か“なし”か、わからなくなってきた…」

コルトの作品を見て、ドレスの肩紐が下着のように見えると指摘した後、こうコメント。めずらしく、ティムが迷った一幕。

2010.3.24|第5シーズン|コメント(0)トラックバック(0)

#7「スピードファッション」

#7「スピードファッション」ランウェイに集められたデザイナーたちは、ハイジからある場所へ行くように伝えられる。そこはビルの屋上にあるパーキングガレージだった。

そして、一同を待ち受けていたティムから発表されたテーマは、 “サターンVUEハイブリッド車をリサイクルし、車のパーツや材料を使って服を作る”こと。

一同はスタートの掛け声で、目の前に並んだ車にダッシュして材料をかき集める。制限時間はわずか4分。

 

#7「スピードファッション」材料を持ってワークルームへ移動したデザイナーたちは、さっそく作業を開始する。作業期間は今夜0時まで、残り時間はあと13時間。

テーマのポイントは斬新さ。初回でテーマを生かし切れなかったデザイナーたちは、今回をリベンジの場とすべく、奮闘する。

 

#7「スピードファッション」ステラは今までのレザーのイメージを捨て、新しいものを見せようとフォーマルな服に挑戦。ブレインも違う一面を見せようと、エレガントな服を作ろうとする。キースは、ここのところ酷評が続き、いらだち気味。そろそろ審査員の点数を稼がないとと思い、いつもの自分らしさを抑えたデザインにする。

ケンリーはモデルが降板したため、急きょ別のモデルで作り直す羽目になり、パニック状態。デザイナーたちは慣れない素材に悪戦苦闘しながらも、車で作ったとは思えない服を作り上げる。

 

審査会当日。今回はレギュラー審査員であるニーナ・ガルシアの代役として、第3シーズンのファイナリスト、ローラ・ベネットが登場。ゲスト審査員はトップスタイリストのレイチェル・ゾー。

#7「スピードファッション」

ランウェイのショー後、6名が残される。

好評だったのは、セクシーでドラマチックな服に仕上げたジェレル、シートベルトを編んで作ったコートドレスが印象的なコルト、斬新なシルエットで冒険したリアン

#7「スピードファッション」

(左から、ジェレル、コルト、リアンの作品)

 

一方、不評だったのは、上下がバラバラなスタイルになってしまったステラ、胸元のフィット感をはじめ欠点が目立ってしまったブレイン、コンセプトのない退屈なデザインになってしまったキース。またキースは、服の失敗をモデルや審査員のせいにする態度も不評だった。

#7「スピードファッション」

(左から、ステラ、ブレイン、キースの作品)

 

結果は…優勝者はリアンで、次回審査免除の特典を得る。脱落者はキースだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

今回は車のパーツを使って洋服を作るということで、シートベルトやマット、ヘッドライトなど、スーパー対決の時より重くて扱いにくい素材にデザイナーたちは苦労している様子でしたね。作業の前半はドライバーや金槌で素材を分解して、とても洋服を作っているようには見えませんでした。

審査のポイントは初回のリベンジを果たすべく、生地ではない素材をどう服に盛り込むか。バトルも後半戦に入り、自信を付けたデザイナーたちが果敢に挑戦する姿が頼しかったですね。

 

さて、結果です。上位3名のドレスは、どれもこれも造形的で、すばらしい作品ばかり。ジェレルは、単独ではやっとベスト3にランクイン。印象に残る作品が多かったので、意外な感じもしますが、今回は近未来とコンセプトを決めてまとめ上げたことが功を奏したようです。

優勝したリアンのドレスは、ひときわ目を引くデザインでしたね。ドレスはどの角度から見てもすばらしいし、小技も効いて、ヘアメイクもマッチしていたし。自称「ファッションの必殺仕事人」は、回を増すごとにレベルアップしているようです。

 

では、ワースト作品の方へ。脱落してしまったキースですが…。彼は自信家である反面、極度の“気にしい”であることも判明。今回は、気にするポイントがズレてしまったことが、敗因になった気もします。

過去数回のテーマで、デザインが“取り散らかっている”と批評されたキース。そんな彼の出した解決案が“スーパータイトなシルエット”とは…。残念ながらここでさよならですが、デザイン業界へはタフにチャレンジし続けてもらいたいです。

 

また、ベスト3には残りませんでしたが、テリーの作品もよかったですね。いちばん普通に着られそうな服のように思いましたが、今回は普段着として着られることよりも、ドラマ性のある作品の方が評価されたようです。

 

さて、次回は「憧れのミューズ、ダイアン」。いよいよ大物デザイナーの登場です。ダイアンと個性豊かなデザイナーたちとのコラボレーションが楽しみです。ではまた。

 


【今週のジャッジ】

今週は毒舌発言が少なかったため、マイケル・コースの泣けるコメントをピックアップ。

 

マイケル・コース

「われわれが君を抑えつけているという考えはよせ。今君を抑えつけているのは君自身だ」

 

前回の作品を“悲しいニワトリみたいだ”と酷評され、“自分のテイストを侮辱されたので、路線を変更した”と言わんばかりのキースに対して、マイケルがこうひとこと。

その後、「世に出たらもっと多くの人からコメントされる。いちいちめげてないで、次のプロジェクトへ進むんだ」とキースにアドバイスする。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「突き進め、進路を見失うな」

デザイナーたちの作業チェックを終えて、全体的なクオリティに満足してこうひとこと。

2010.3.17|第5シーズン|コメント(2)トラックバック(0)

#6「ドラッグ・クイーン」

プロジェクト・ランウェイ5今回、テーマの発表に現れたのは、ド派手なドラッグ・クイーンファッションに身を包んだ第4シーズン出場者のクリス・マーチ! テーマはもちろん、“ドラッグ・クイーンの衣装をデザインする”こと。

ワークルームへ移動したデザイナーたちは、ティムから“ドラッグ・クイーンの個性を服で表現し、思い切ったデザインをするように”と言い渡される。作業期間は2日間、予算は200ドルまで。

 

プロジェクト・ランウェイ5テリーを除きドラッグ・クイーンの衣装など作ったことがないデザイナーたちは、あれこれ注文をつけるクイーンたちを満足させることも意識しなければならない。

また通常のモデルと異なり、ビッグサイズの服となるため戸惑い気味に。買い物をし、作業を始めるも、慣れないスパンコールの生地で戸惑う者も出てくる。

 

プロジェクト・ランウェイ52日目、フィッティングに現れたドラッグ・クイーンたちは、どぎつい衣装も化粧もナシの普通の男性で、デザイナーたちを驚かせる。

芸名「ヘッダ・レタス」に合わせて、モデルに小さなレタスのたくさん付いた手袋を作ったスウェードだったが、「フジツボみたい、ゴジラみたい」と酷評された上、ノースリーブの服を「怠け者だから袖を付けなかったのか」と言われて気分を害す。

ジョーは「襟がエルヴィス風だ」言われたものの、そのモデルが襟を倒して「水兵さん風」でいくのはどうかと思いつき、新たな方向性を確信する。他のデザイナーも、クイーンの機嫌を取りつつ自分のデザインを出すことに苦心する。

 

プロジェクト・ランウェイ5ドラッグ・クイーンのル・ポールをゲスト審査員に迎えた審査会。

スウェードと仲直りしたヘッダ・レタス始め、ドラッグ・クイーンたちはみなノリノリでウォーキングする。

 

プロジェクト・ランウェイ5  

ランウェイのショー後、残されたデザイナーは6名。

好評だったのは、着物風の服にさまざまな工夫を凝らしたテリー、モデルの思いついたイメージをうまく形にして彼女の魅力を引き出したジョー、「炎」のコンセプトでル・ポールのおしゃれ心にまで火を付けたコルト

 

プロジェクト・ランウェイ5(左から、テリー、ジョー、コルトの作品)

 

一方、不評だったのは、再びフリンジを使いそれが「散らかった感じ」と言われたキース、ハリウッド女優風を狙ったがありがちなオバサン服になってしまったジェレル、テーマの求めるものに応えずドラッグ・クイーンらしからぬドレスを作った上「人の批判を聞く気がない」と酷評されたダニエル

 

プロジェクト・ランウェイ5(左から、キース、ジェレル、ダニエル)

 

結果は…、優勝者はジョーで、次回審査免除の権利を得る。脱落者はダニエルだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

ウェルカムバック、クリスマーチ! 第4シーズンでは、歴代デザイナーにはいない“コスチューム”というジャンルで新風を吹き込んだ彼ですが、よい感じで次のシーズンへつながりましたね。

今回は“アヴァンギャルド”ほどお高いテーマではなかったものの、ド派手でカラフルなランウェイショーが楽しめました。ドラッグ・クイーンたちの好みもはっきりしていて、“自分が映えること”をいちばんの基準にしているあたりは、すがすがしささえ感じるほど。

一方、デザイナーたちは、テーマを聞いてテンションが上がる人もいれば、ため息をつく人も。モデル選びの際は、自分のテイストを活かせるモデルをそれぞれ選んでいたようですね。

 

さて、結果です。作業期間が2日に増えると、全体的にクオリティも上がって、みどころも満載ですね。

テリーは芸が細かいし、ブーツまで仕上げていたのはおみごと。ジョーはラッキーも実力のうち。コンセプトがクリアになったことで、優勝を得られた気がします。コルトはセパレートにしたスカートが良かったですね~。炎の飾りにしても、立体感覚のすぐれたデザイナーは本当に尊敬します。

また、ベスト3の作品と他の作品を見比べてみると、ベスト3の作品は全体的にコンセプトが明確ですね。そこが勝者たるゆえんなのでしょうか?

 

一方、ワースト3のうち、脱落してしまったダニエルですが…。今回は作品うんぬんよりも、デザイナーにとって、“個性を大切にしつつ殻を破る”という作業が本当に難しく、大変なことなんだなぁ…ということを感じました。

自分のスタイルに固執するのもひとつの生き方だろうし、振り返ると、第1シーズンではオースティン、第4シーズンではラミがそのタイプだったようにも思います。しかし一方で、自分のスタイルを上手くテーマに盛り込む人もいますよね?? 今回で言うと、リアンでしょうか? ダニエルにしてみれば、今回のドレスは十分“派手”だったと思うのですが、世の評価は思いのほか厳しかったようです。

それから…、彼はさらっと問題発言をしますね。今回も、ドラッグ・クイーンの衣装ではなく、ふつうのドレスだと指摘された時の反論が「僕にはちょっとケバすぎるんだ。光りモノの素材で作業したら、吐き気がするから」って…。ル・ポールの前でよくぞ言いましたね。実は、この発言が勝敗を分けたポイントだったりして。

 

さて、次回は「スピードファッション」。どうやら、自動車のパーツで服を作るようです。初回テーマのリベンジをはたせるか、楽しみですね。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■コルト

「ウザリシャス」

お得意の“リシャス語”でデザイナーたちにあだ名を付けるブレイン。自分にもあだ名も付けて欲しいとコルトにお願いしたところ、こう返答される。

 

■マイケル・コース

「悲しいニワトリにしか見えないな」

キースの作品に対して、こうコメント。

 


【Tim’ VOICE】

 

「上を下への大騒ぎだ」

今回はドラッグ・クイーンの衣装対決のため、縦にも横にも大きいモデルたちがバタバタとスタンバイする。彼女(?)らを送り出す際につぶやいたひとこと。

 

「ゲイのジュラシックパークから出てきた空飛ぶ恐竜みたいだ」

ブレインの作品に対して、こうコメント。

2010.3.10|第5シーズン|コメント(0)トラックバック(0)

#5「ブルック・シールズを射止めよ!」

今回のテーマは“グラマラスでパワフルでプロフェッショナルな女性の服を作る”こと。デザイナーたちは、いったい誰の服を作るのだろうと思いを巡らせる。

 

プロジェクト・ランウェイ5そして登場したのは、女優のブルック・シールズ! 彼女が主演するドラマ「リップスティック・ジャングル」のウェンディ・ヒーリーという役柄のための服を作ることに。

昼のオフィスシーンでも、夜のイベントでも着られる、着回しのきく服であることが条件。デザイナーたちはそれぞれデザイン画を描いてブルックにプレゼンし、6名のデザインが選ばれる。

 

プロジェクト・ランウェイ5選ばれたデザイナーはリーダーとなり、それぞれパートナーを指名し、2人1組で作業することに。

キースはケンリー、テリーはスウェード、コルトはジョー、ケリーはダニエル、ジェレルは残ったステラを指名する。

 

プロジェクト・ランウェイ5ショッピングの後、作業が始まる。作業期間は今夜0時まで。ケンリーは自己主張がはっきりしているためキースと衝突するが、お互いに意見を出し合って順調な様子。ジェレルのデザインにはレザーが使われているため、ステラは力を発揮する。

 

一方、ケリーとダニエルはテイストが違いすぎるため、ダニエルは意見を言うこともなく、「なるようになれ」という態度。ブレインとリアンのペアは、終始ブレインのペース。

テリーとスウェードは一度言い合いになって険悪になるが、ティムの言葉で持ち直す。コルトとジョーのペアは、ティムが来たとたんジョーが「もっとこうすべき」だと言い出したため、なぜ今まで黙っていたんだとコルトが怒る。

 

プロジェクト・ランウェイ5何とか共同作業を終え、審査会当日。ゲスト審査員は、クライアントでもあるブルック・シールズ。ランウェイでのショー後、残されたのは4組。

 

好評だったのは、パワフルでいながらフェミニンな印象の服を作り上げたジェレル&ステラのチームと、洗練されたクラッシーな服を作り上げたキース&ケンリーのチーム。

 

プロジェクト・ランウェイ5(左はジェレル&ステラ、右はキース&ケンリーの作品)

 

不評だったのは、安っぽい仕上がりになってしまったケリー&ダニエル、テーマに対してカジュアルすぎる服を作ってしまったブレイン&リアン

 

プロジェクト・ランウェイ5(左はケリー&ダニエル、右はブレイン&リアンの作品)

 

結果は…、優勝者はキースで、ドラマ「リップスティック・ジャングル」の第2シーズンでブルックがこの服を着ることに。脱落者はケリーだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

今回はシーズン初の共同作業ということで、作品に加えて、人間ドラマも楽しむことができましたね~。好感度がアップしたのは、トサカ頭のスウェードくん。テリーに対して真剣に注意していたので、あれ? リーダーはスウェードだっけ? と錯覚してしまうほど。他人のデザインにあれだけ真摯に取り組めるなんて、いい奴だなぁ~。

 

さて、今回はコラボレーションが上手くいったチームと、リーダーが迷走してしまったチームとで明暗が分かれてしまったように思います。

まずは、成功した2組から。ジェレル&ステラの作品はクライアントの希望をみごとに具現化していましたね。生地の色合いや質感、組み合わせなどに加えて、ポイントにしたベルトも素敵でした。優勝したキース&ケンリーも、2人の個性とテーマがうまく融合して、大成功ですね。ブルックが気に入っているのも、伝わってきました。

 

一方、ワースト2組のうち、脱落してしまったケリーですが…。初回で優勝しているだけに残念な気もしますが、審査員が指摘した彼女の“テイスト”は、初回から変わっていないような気もします。

何というか、彼女のデザインは基本的に“ギリギリ”で、そこが魅力であったと思うのですが、今回は悪い方へ転んでしまったのかなぁ…と。彼女の色使いや柄のチョイスは素敵ですが、最後に形になると、何だかちょっと違う…。もう一度チャンスをあげてもよかった気はしますが、残念です。

 

さて、次回は「ドラッグ・クイーン」。バリバリのコスチューム対決ですね。クリス・マーチも登場するようなので、楽しみです。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■ニーナ・ガルシア

「そもそも、センスの問題だと思うの。センスがなければ、センスのいいものは作れない」

ケリーの作品を見て、こうひとこと。

 

■ダニエル・フェルド

「何がおかしい!?」

自分のセンスには自信があり、洗練されていると審査員に猛アピールした直後、ケンリーに大爆笑されてこうひとこと。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「これぞ真のコラボレーションと言えそうだな。実にワクワクする」

ジェレルとステラの作品をチェックしてひとこと。

2010.3. 3|第5シーズン|コメント(0)トラックバック(0)

#4「オリンピックに挑め!」

テーマも聞かされないまま、デザイナーたちがティムに連れていかれたのは、ニューヨークにあるアーモリー競技場。

そこへ颯爽と現れたのはオリンピック・ショートトラックのメダリストであるアポロ・オーノ! 彼から発表されたテーマは、“夏季オリンピック開会式用の服”を作ること。

 

プロジェクト・ランウェイ5デザイナーたちは、デザイン画を作成するために、併設された記念館を見学して、過去のオリンピック開会式の写真を目にする機会を与えられる。

ジョーは、自身のスポーツウェアデザインの経験を活かせると意気揚々。一方、スポーツ自体に縁のないダニエルはまったくアイデアが湧かず、焦りを感じる。30分でデザイン画を描き終え、そのままショッピングへ直行するデザイナーたち。予算は150ドル、作業期間は1日のみ。

 

プロジェクト・ランウェイ5買物を終えて、ワークルームへ到着した一同はさっそく作業に取り掛かる。残り時間は、あと9時間。

過去の開会式写真の影響からか、昔のファッションにインスパイアされた服を作るデザイナーが多く、コルトはそれらの服を横目に、「私は今の時代の服を作る」と意気込む。ビートルズのことをよく知らずティムに呆れられたブレインも、ジェレルの服を「タイタニック時代の代物」と批評する。

 

プロジェクト・ランウェイ5審査会当日。ゲスト審査員はアポロ・オーノ。ランウェイでのショー後、6名が残される。

 

好評だったのは、アメリカらしいスポーツウェアのテリー、スポーティーでまさにテーマに沿ったウェアに仕上げたジョー、革と麻を使い、洗練された現代のウェアを作ったコルト

 

プロジェクト・ランウェイ5(左から、テリー、コルト、ジョーの作品)

 

不評だったのは、コスチューム的だったジェレル、自分のテイストからどうしても離れられないジェニファー、的外れなカクテルドレスを作ったダニエル

 

プロジェクト・ランウェイ5(左から、ジェレル、ジェニファー、ダニエルの作品)

 

結果は…優勝者はコルト、脱落者はジェニファーだった。

 

 

※作品写真のキャプションに一部誤りがありました。お詫びして、訂正させていただきます。(プロジェクト・ランウェイブログ編集部)

 

(左から、テリー、コルト、ジョーの作品)

(左から、テリー、ジョー、コルトの作品)

 


【ライターSのひとりごと】

 

今回はスポーツ系といっても、オリンピックの開会式用の服ということで、制服の要素もプラスされていましたね。難易度が高そうです。

 

実際、ランウェイに登場した作品はバラエティに富んでいて、見ごたえ十分。とくに、ベスト3の作品は、個性的でありながらテーマの想像が容易につくすばらしいデザインばかりでした。

ジョーは唯一のスポーツウェアで、優勝する可能性は十分あったと思うのですが、今回は“新しさ”が評価されて、優勝はコルトの手に。この辺のジャッジが、ランウェイらしいところでしょうか。

 

一方、ワースト3は…。ジェレルは、違う方向へは行ってしまったものの、見ごたえのある作品ではありましたね…。それにしても、ワースト3を批評するシーンで、あれだけみんなが半笑いだったのは、ランウェイ史上初かもしれません。

残念ながら脱落してしまったジェニファーですが、ランウェイに登場した自分の作品を見て、「アメリカを表現していると思った。審査員も気に入ってるみたい♪」とコメント…。しかし、彼女の作品に“オリンピックの制服”の要素は見当たらなかったと思うので、今回は妥当なジャッジでしょうか。ダニエルは、今回は何とか切り抜けましたが、今後挽回できるかどうか、注目したいところです。

 

さて、次回は「ブルック・シールズを射止めよ!」。いよいよ、大物クライアントの登場です。これまでの大物クライアント系から想像するに、プレゼン形式になるのでしょうか? であれば、今シーズン初の共同制作。人間模様にひと波乱訪れそうですね。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■マイケル・コース

「彼らは、謎の外国語でテーマを聞いたのか??」

テーマに沿っていない的外れな洋服を作ったデザイナーたちを指して、こうひとこと。

 

■ニーナ・ガルシア

「メリーさんの羊みたい」

ジェレルの作品に対して、「言葉が見つからない…」と悩んだ末、こうひとこと。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「日サロ通いの頻度は?」

車で移動中、ブレインとの会話の中でのひとこと。どうやらティムは、ブレインがお気に入りの様子。

 

「君は、崩壊しかかってるぞ」

スポーツ選手が着るにしてはドレッシーすぎる服を作ったダニエルに対して、過去2回の作品の評価も含めて、こうひとこと。

2010.2.24|第5シーズン|コメント(2)トラックバック(0)

#3「夜の街、ニューヨーク」

プロジェクト・ランウェイ5 今回のテーマは“夜のNYの街で写真を撮り、そのインスピレーションを元に、夜の街に繰り出す服を作る”こと。

デザイナーたちは市内観光バスに乗り、コロンバス・サークル、タイムズスクエア、ニューヨーク公共図書館、グリニッジ・ヴィレッジなど、NYの各地で降ろされ、写真を撮ることに。撮影タイムは1時間。ステラはデジカメの使い方がわからず苦労する。コンペに夢中のキースは人を押しのけて写真を撮り、みんなのヒンシュクを買う。

 

プロジェクト・ランウェイ5翌日、ワークルームへ集合したデザイナーたちは30分で1枚の写真を選び、それをもとにデザインイメージを膨らませる。今回は、デザイナーとしての自分を見せられる最初のテーマということで、写真選びにも力が入る。

その後、生地のショッピングを済ませ、一同は張り切って作業に取り掛かる。作業は深夜1時まで、残り時間はあと13時間。

 

ステラはレザーにハト目を打つため、トンカチでガンガン音をたて、まわりのデザイナーは作業に集中できず、うんざり。エミリーはティムにアドバイスを受けるが、自分はこのデザインを気に入っていると言い、変えようとしない。

 

プロジェクト・ランウェイ5審査会当日。キースのモデルが急きょ降板したため、別のモデルに差し変わる。ただでさえ時間がない上、フィッティングに時間を取られ、追いつめられるキース。

今回のゲスト審査員は、コメディアンで女優のサンドラ・バーンハード。ランウェイでのショー後、残されたのは6名。

 

好評だったのは、80年代風でありながら、今に通用するドレスを作ったケンリー、セクシーだが強い女性のスタイルを作り上げたテリー、前回の教訓から学びシンプルで美しいデザインを心がけたリアン

プロジェクト・ランウェイ5(左から、ケンリー、テリー、リアンの作品)

 

不評だったのは、小さな白っぽい布をたくさん縫い付けて、「トイレットペーパーのようだ」と酷評されたキース、ドレスに付けたラッフル飾りが目立ちすぎてデザインを壊してしまったエミリー、「シュールリアリズムだ」と言いながら、古くさいデザインになってしまったジェニファー

プロジェクト・ランウェイ5(左から、キース、エミリー、ジェニファーの作品)

 

結果は…ケンリーが優勝し、次回審査免除となる。脱落者はエミリーだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

今回のバトルは、デザイナーの個性や実力を十二分に見ることができて、大満足! さっそく、結果をプレイバックしちゃいましょうか。

 

まずは、ベスト3から。「夜のNYへ繰り出すファッション」ということで、ケンリー、テリー、リアンそれぞれの作品がみごとテーマとマッチしていて、どれも素敵! ケンリーのドレスはギリギリのような気もしますが、SATCのキャリーなら着こなせるかも?? リアルクローズで選ぶならテリーかリアンですが、そこはコンペということで…。でもまぁ、今回は誰が優勝しても文句なし!

 

ということで、ワースト3へ。まずはキースですが、あの作品をランウェイへ送り出すとは、たいした勇気の持ち主ですね。過去の作品を見る限り、きちんとしたドレスは作れるようだし(といっても、前回のエコドレスはやや微妙)、100%個性をアピールした結果があれでは…。テイストという点で、次回以降、彼の作品は要注意ですね。

そして、ジェニファー。こちらもちょっと…。“ダリ→時計→そんな模様の服”って、発想がまんまですからね~。彼女は、クリエイターというより、オペレータータイプじゃないかな?? クリエイターというのは、インプットとアウトプットの間に、“自分なりに再構築”という作業があるもので。彼女の場合、肝心の部分が不足しているような気がしますね。そして、何より私服が致命的にダサい…。そうそう、第5シーズンのデザイナーのオフショットがあるので、この機会にファッションをチェックしてみましょうか。

ジェレル、ブレイン、ケリー、リアン(左から、ジェレル、ブレイン、ケリー、リアン)

ダニエル、ジェニファー、ジェリー、テリー(左から、ダニエル、ジェニファー、ジェリー、テリー)

ケンリー、エミリー、キース、ジョー(左から、ケンリー、エミリー、キース、ジョー)

ウェスリー、ステラ、スウェード、コルト(左から、ウェスリー、ステラ、スウェード、コルト)

 

こうして並べてみると、私服がさっぱりのデザイナーから順に脱落している気がしてきましたね…。ウェスリーなんて、デザイナーうんぬん以前に、一社会人の私服としてもやや微妙。クリエイターたるもの、日頃からのセルフプロモーションは大切!ですね。そこへくると、ジェリー、ケリー、リアン、ケンリー、ステラ、コルトあたりは、お手製ぽいですね。彼らの作る服そのまんまで、素敵です。

 

脱落してしまったエミリーですが、たった一度の過ちであそこまで言われるとは…。ただ、同系統のドレスを作ったブレインの作品と比較すると、マズイ部分が際立ってしまったような気もします。ブレインは、オムツの時はどうなることかと思いましたが、意外と引き出しを持っていそうですね。今後が楽しみです。

 

さて、次回は「オリンピックに挑め!」。ランウェイ恒例のスポーツ系のテーマで、一風変わった作品が誕生しそうな予感です。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

ニーナ・ガルシア

「ノーコメント」

ラッフルの付け方に失敗してしまったエミリーの作品に対して、コメントを求められて、こうひとこと。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「もっと掘り下げてみろ。もっともっとだ!」

エミリーに対し「審査員の期待するレベルはもっとずっと高い」とアドバイスした上で、エミリーから「(自分の作品は)期待外れか?」と問われ、こう返答。

2010.2.17|第5シーズン|コメント(1)トラックバック(0)

#2「エコ・コンシャス」

プロジェクト・ランウェイ5第2回のバトルを前に、ランウェイに集められたデザイナーたち。初回はモデルが決められていたため、今回は改めてモデルを選び直すことに。

各自のモデルが決まった後、ハイジから発表されたテーマは、“今まさに選んだモデルをクライアントに、カクテルドレスを作ること”。

 

プロジェクト・ランウェイ5ワークルームへ移動した一同に、ティムから“生地にはエコ繊維を使うこと”という条件が追加される。さらに、今回はモデルが材料を買いに行くことに!

生地のことを何も知らないモデルに材料選びを任せることになり、不安を隠せないデザイナーたち。買物の時間は30分、材料費は75ドルまで。案の定、何を買えばよいのかさっぱり見当がつかず途方に暮れる者や、デザイナーのことは考えず嬉々として自分の好みで材料を選ぶ者も。

 

プロジェクト・ランウェイ5モデルが買物から戻り、さっそく材料をチェックするデザイナーたち。カクテルドレスには向かないジャージー素材や、合わせにくい色の生地、なかにはクジャクの羽などもあり、一同は頭を抱えつつも、クライアントであるモデルの希望に耳を傾けようとする。作業時間は今夜0時まで、残り時間は11時間。

 

ウェスリーはモデルの選んだ生地がまったく気に入らず、長さも足りないと嘆く。ステラはナチュラルでふわっとしたドレスを希望するモデルとは好みが正反対。なかなか作業が進まず、やはり自分らしいアーバンでタフなスタイルにしようと路線を変更する。コルトはウェスリーのデザインが自分のと似ていると疑心暗鬼に。まわりのデザイナーたちから、被害妄想だと諭される。また、生地がかぶっているデザイナーが多数いることが発覚し、何とか差を付けようと、一同は工夫を凝らす。

 

プロジェクト・ランウェイ5審査会当日。環境活動家でもある女優のナタリー・ポートマンをゲスト審査員に迎える。ランウェイでのショー後、残されたのは6名。

 

好評だったのは、生地を使いこなしフィット感のあるシックな服を作ったケンリー、自分らしいドレスに仕上げたステラ、そして他のデザイナーとかぶるサテン生地を使いながらも、それを帯状にして縫いつけることで新たな生地を作り上げたスウェード。

 

プロジェクト・ランウェイ5 (左から、ケンリー、ステラ、スウェードの作品)

 

不評だったのは、フィット感がなくチープだと酷評されたウェスリー、表に出したダーツが「魚のヒレみたい」と評されたコルト、手を加えすぎてバランスが悪いとされたリアン。

 

プロジェクト・ランウェイ5 (左から、ウェスリー、コルト、リアンの作品)

 

結果は…優勝者はスウェード。特典として、彼の服は「ブルーフライ・ドットコム」で限定販売されることに。脱落者はウェスリーだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

休む間もなく、第2回のバトルがスタート! 今回は、モデルが買物を担当するということで、その様子を眺めながら“いかに材料選びが大切か”ということを再認識することができましたね~。

糸やジッパーなどの小物も、デザイナーが購入していたとは(てっきりワークルームに用意されているのかと思っていました…)。地味な部分でスポットが当たることはありませんでしたが、改めてデザイナーさんの大変さを認識。

 

そして、今回はこの材料選びが多少結果に影響してしまった気もしますが、やはり最後は、形にできるかどうか、そこが実力なのでしょうか。

ワースト3に残されてしまった3名ですが、うち2名は悪趣味な茶色のサテン生地。ウェスリーのドレスは、審査員たちの言う通り、トップスのデザインはいいと思いましたが、ボトムスがマッチしてなかったですね。ゴテゴテしていたし、仕上がりがお粗末…とくれば、残念ながら敗北するしかなかったのでしょうか…。

リアンのデザインは、好みではありませんが、腕は確かなようですね。仕立ての良し悪しで勝敗が決まるのは、前半戦ならではの気もします。

 

さて、お次はベスト3です。めでたく優勝したスウェードのドレスですが、これは好みが分かれるでしょうね~。いちばん手が込んでいるのはわかりますが、個人的にゴテゴテしたのはあまり好みじゃないので…。

第1話でも伺えましたが、彼はどうもちょこちょこ付け足すタイプのようですね。核は非常にベーシックで、そこにアイデアを足していく…といったような。個人的には、核自体がおもしろい(コルトみたいな)人にひかれるので、スウェードの作品はいまいち心に響きませんでした。それよりも、「魚のヒレですが、何か?」って感じですね。確かに、邪魔な感じはありましたが、邪魔なら切ればいいんです。私のコルトをワースト3に残すなんて! 今回は、象牙のような大ぶりのネックレスもマッチしていたし、彼女はコーディネートも含め、ほんとにセンスがいいですね~。

 

センスがいいと言えば、ベスト3には残りませんでしたが、テリーのドレスもよかったですね。生地のせいかカクテルドレスにしてはややラフな印象でしたが、スウェードの服よりは実際に売れそうな気がします。

 

人間模様の方は…まだまだおだやかな様子。個人的には、頼まれもしないのに、「スウェードはバイセクシャルの射手座で、趣味はビーチのお散歩♥」と自己紹介を始める彼がうざくもあり、友達になりたい気もします。

そして、今回はブレインのチャーミングなキャラがさく裂! 彼はスウェードと並んで、今シーズンのムードメーカーですね。がんばって生き残っておくれ!

 

さて、次回は「夜の街、ニューヨーク」。やっと、デザイナー自身の個性が思う存分発揮されるテーマのようですが、ガチンコ勝負で優勝するのははたして誰なのか、気になるところです。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■ブレイン・ウォルシュ

 

「ダースベーダーに認めてもらうの」

ダースベーダーとは、ハイジ・クラムのこと。ブレインいわく、「だってあの人、一見キラキラ輝いててまともなんだけど、中身の方は完璧いっちゃってるじゃん」とのこと。

 

「彼女は飼い猫もレザー。好きな番組もレザーチャンネル」

レザーの女王ステラが「早くレザーを縫いたい!」と連呼するので、こう陰口を。さらに、ステラのまねをして「うちは、だんなもレザー。子供も、産んだらレザーだった」と茶化す。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「熱に浮かれた団体だ」

今回はモデルが買物を担当することになり、不慣れなモデルたちは店中をかけずりまわる。引率したティムが、帰り際につぶやいたひとこと。女子の集団はやや苦手?

2010.2.10|第5シーズン|コメント(1)トラックバック(1)

#1「始まりはスーパー!」

プロジェクト・ランウェイ5第5シーズンのデザイナーがNYのアトラス・アパートに集結! 今回は、自身のブランドを持つキャリア組から、レザーの女王、西アフリカ出身のママ、自称日焼けマニアまで、バラエティに富んだ16名のデザイナーが参加。

 

デザイナーたちは、シーズンの幕開けに祝杯をあげた翌日、早朝からティムに連れられて外に出かける。着いた場所は、何と第1シーズンの初回テーマの舞台となったスーパーマーケット! ティムから発表されたテーマは、もちろん第1シーズンと同様“スーパーマーケットで手に入る材料だけで服を作る”こと。材料費は75ドル、買い物の時間は30分、制作期間は今夜0時まで。

 

プロジェクト・ランウェイ5スタートの掛け声で、ダッシュするデザイナーたち。第1シーズンを見たせいか、「絶対生ものは使わない!」と息巻く者や、逆に意外性を求めてあえてナマの食材にチャレンジする者も。

また、モップ、ハエタタキ、ドッヂボールなど、おもしろい材料を選んだ者がいる一方で、布に近いテーブルクロスを選んだデザイナーが続出。ケリーは「それでは、簡単すぎる」と布っぽい素材を避け、紙パックを自分で染めることに決める。

 

プロジェクト・ランウェイ5買物を終え、ワークルームに到着した一同は、さっそく作業を開始する。残り時間は、11時間。

 

ステラは、エナメルっぽい質感を期待してゴミ袋を選んだものの、まったく使い物にならないことが判明し、他に材料もなく途方にくれる。スウェード、ジェリー、コルト、リアン、キースなどのテーブルクロス組は、作品をチェックしにきたティムから「生地に近い素材を選ぶのは安易だ」と、お叱りを受ける。一同は、ただのテーブルクロスに見えないよう、何とか工夫を凝らす。

 

オースティン・スカーレットいよいよ、審査会当日。はじめての審査会で、緊張するデザイナーたち。審査員は、アメリカのトップデザイナーマイケル・コース、ELLEの総合監修ニーナ・ガルシア、そして、ゲスト審査員は第1シーズンの同テーマでの優勝者であり、現在は「ケネスプール」のクリエイティブ・ディレクターであるオースティン・スカーレット

 

ランウェイでのショーの後、残されたのは6名。

 

好評だったのは、ダニエルケリーコルトの3名。ダニエルは、生地とはかけ離れた“プラスチックカップ”という素材で見事なカクテルドレスを作り、審査員にいちばんの“驚き”を与えたことが高得点に。ケリーは材料を染めたり、ホックを手作りしたり、ディティールにさまざまなテクニックを駆使。コルトは野菜を使ってインパクトのあるスタイルを作り、シックなデザインセンスにも高評価を得た。

 

プロジェクト・ランウェイ5

(左から、ダニエル、ケリー、コルトの作品)

 

一方、不評だったのは、シャワーカーテンで作ったレインコートがまるでホラー映画の登場人物のように不気味になってしまったジェリー、ゴミ袋でやっつけ仕事のような服を作ったステラ、斬新さを狙ったがオムツのようなデザインになってしまったブレイン

 

プロジェクト・ランウェイ5

(左から、ジェリー、ステラ、ブレインの作品)

 

結果は…優勝者はケリーで、次回審査免除の特典を得る。脱落者は、ジェリーだった。

 


【ライターSのひとりごと】

 

いよいよ、第5シーズンが始まりましたね! 英題は“Let’s Start From The Beginning”。内容も第1シーズンの初回と同テーマということで、「ランウェイもここまできたのかぁ」と少しウルッとしてしまいました。

 

さて、今回のような“生地を使わない”系のテーマは、デザイナーにとっては大変だと思いますが、見てる方は楽しさ倍増です。

過去に、同系のテーマで脱落したデザイナーの中には「こんな(変な)テーマで、自分の実力は見せきれてない!」などと言い残して去っていく人がいましたが、そんなことはない気もしますね。スキルの足りない人、個性のない人、センスのない人などなど、“総合力”という点でとりあえずふるい落とすには、もってこいのテーマでは??

過去にシーズンをまたいで番組へ参加したダニエル・フランコという人物も、リベンジならず、第3話で脱落してますからね…。第2シーズンでは、ディティールに凝りすぎて、時間やトータルのデザインなどを“俯瞰する力がない”といったようなことを指摘されてましたが、第1シーズンで残した作品は、まさにその結晶だったように思います。

 

さっ、悪口はこの辺にして、結果を振り返りましょうか。今回は、第1シーズンと比べると、やや小さくまとまった感が否めず、その点は少し残念でしたね(第1シーズンのバトルの内容はこちら)。その代わり、服として見られる作品は多かったので、デザイナーがレベルアップしたことの裏返しだったのでしょうか。

 

ベスト3に選ばれた3名は妥当な感じですが、順位についてはやや微妙。まず、プラスチックのドレスですが、これって、そんなに斬新なアイデアでしょうか?? 熱を加えたらプラスチックが変形することくらい、容易に想像がつきそうな気もするのですが…。

今回は選んだコップの質感や色のおかげで、いちばん人目を引いたように思いますが、洋服のデザインとしては、ごくシンプルなカクテルドレス。材料選びが大きく評価されるバトルでなければ、コルトが優勝してたでしょうね~、きっと。

 

そして、ケリーのおっぱいフィルタードレスも…。正直なところ、彼女の優勝を飲み込むまでに、少し時間がかかりました。スカートの染め具合はほんとに美しく、すばらしいと思ったのですが、いつから美大生が評価されるようになったのか…。

材料を活かした“アイデア力”が評価されるテーマだったとはいえ、番組には“未来の大物デザイナーを発掘する”という大テーマがありますからね。早く“デザインの斬新さ”が評価される王道バトルを見てみたいものです。

 

お次は、ワースト3について。こちらも、妥当な結果でしょうか。ステラは素材選びに失敗したものの、彼女のデザインテイストを加えていたし、ブレインは彼のデザインセンスには疑問の余地が残るものの、“退屈”ではなかったし、それぞれもう一作品くらいは見てみたい気がします。

となると、ジェリーですが…。彼は、レインコートを作ろうと思った時点で、アウトだったように思いますね。レインコートは、ビニールに穴をあけただけの単なる雨具で、洋服じゃないですからね。最終形のレベルが低ければ、どんなにがんばっても厳しことくらい、なぜわからなかったのでしょう…。その辺の判断も含め、トータルでアウトだったということでしょうか。ランウェイへの出場権を得たというのに、残念な人。今後の仕事に支障がないことを祈るばかりです。

 

ということで、今シーズンも濃いメンツが揃いました。個人的にお気に入りのデザイナーは、ケンリーです。色づかいやシルエットがもろタイプで、キャラもいいですね~。本来の奔放な性格もあると思いますが、そこに若い時に特有の傍若無人さというか、キツさがプラスされて、キラキラしてます。ブレインも、作品はさて置き、チャーミングですね。とくに、作品を酷評されたときのガーンっていう顔が、たまりません。

 

さて、次回のテーマは「エコ・コンシャス」。やっと、生地を使えるようですが、買物担当はモデルのよう。またしても、ひと波乱ありそうですね。ではまた。

 


【今週の暴言】

 

■ハイジ・クラム

 

「変なバットマンみたい。うちの息子なら喜ぶかも」

ジェリーの作品に対して、ひとこと。

 


【今週のTim’s VOICE】

 

「ワオ」

ケリーがスカートの模様を自分で染めたと聞いてひとこと。

 

「欲しいのは大きな驚きだ!」

テーブルクロスを使っているデザイナーが続出するなか、襟元に野菜をあしらって差別化しようとするコルトに対してのひとこと。

2010.2. 3|第5シーズン|コメント(1)トラックバック(1)

ハイジの声担当・鈴木麻里子さんインタビュー

鈴木麻里子さんハイジの声を担当している声優の鈴木麻里子さん。ハイジを演じることを通して、プロジェクト・ランウェイの全シーズンを見続けてきた鈴木さんには、ランウェイへの思いがいっぱい!

ということで、収録現場へおじゃまして、その熱い思いをたっぷりと語っていただきました。

 

 

●第5シーズンのアフレコが始まっていますが、現場の雰囲気はいかがですか?

 

とても楽しくやらせていただいてます。収録もかなり進んでいるので、だいぶ楽になりました。

ランウェイは、だいたい第1話で“キャラづけ”をするんですけど、その時は、やっぱり少し大変でしたね。

 

私は過去シーズンですでにハイジを演じているので、そんなに苦労もないんですけど、大変なのはデザイナーさんですね。

今回もゲイの方が多いので(笑) 声優さんの中には、「ゲイ役は初めてで…」って方もいらっしゃるんです。だから、はじめのうちは、演出家のチェックが入ったりするんですけど、回が進むにつれて “もう、この人以外考えられない!” って感じになるんです(笑)

 

 

●では、鈴木さんがハイジを演じるときに、意識していることは?

 

第1シーズンの時に、演出家の方から「デザイナーたちに感情移入をしないで」というようなことを言われたんです。なので、デザイナーたちとは違う次元にいて、全体を俯瞰しているというスタンスを心がけています。

はじめのうちは、「落ちてしまったらかわいそう…」とか、「がんばったのに、こんなひどいこと言っていいのかな…」という戸惑いがあって、デザイナーに肩入れしたことがあったんです。その時、「そんなに感情を入れなくていいから」と指摘されて。

 

それから、ハイジ・クラム本人の性格として、基本的に天真爛漫というか、言いたいことをずばずば言っちゃう感じとか、そこは意識してますね。

あと、私なりの小さなこだわりは、ワースト2が残されたときに、例えば「ジェフリー、あなたは合格よ」っていう時の“どっちが落ちてもおかしくないけど、あなたは合格よ”は、“あなたもギリギリなのよ”っていうニュアンスを込めたりしています(笑)

 

 

●この番組に参加して、鈴木さんの中でファッションに対する思いの変化はありましたか?

 

ファッションというより、デザイナーに対する見方が変わりましたね。あれだけのプレッシャーと、限られた時間と予算のなかで、すばらしい作品を作り上げて…。また、そのくらいのポテンシャルを持っていないと、生き抜いていけない世界なのか…って思うと、デザイナーさんてすごいなって。洋服もちゃんと着てあげなきゃいけないなって、思うようになりました(笑)

 

 

●では、デザイナーについてのお話も少し。歴代デザイナーのなかで、アトラスアパートで共同生活をするとしたら、どのデザイナーを選びますか?

 

オースティンですかね。

 

―意外ですね。彼の場合、こまごま言われそうじゃないですか??

 

言ってほしいですね(笑) 女子力が高そうじゃないですか。パックもして、バスローブも着て。「あなた、それはないんじゃないの」とか、言われると思うんですよ。「女の子なら、もう少し身だしなみに気を使いなさい」とか。そういうのを言われてみたい(笑)

洋服選びも手伝ってくれそうだし。あと、彼自身の凛としたたたずまいや、「美しいものが好き」っていうスタンスも大好きです。

 

 

●他にお気に入りキャラは?

 

サンティーノです! 私、サンティーノがすごく好きで。彼ってあんな風貌で、自己中心的なんだけど、“本当はやさしい人なんじゃないかな…?”って、感じられる。それをまわりに悟らせないために、ハードなことを言って、鎧をつけているところがあるような気がして。私はそういう、人の裏面を見たりするのが好きなタイプなので(笑)

 

あと、彼の作品も好きです。ドレープたっぷりのドレスとか、すごくきれいだし。「あぁこの人、心はメルヘンなんだなぁ」って(笑) それから、ファイナル・ランウェイで、サンティーノがお友達の家へ訪問するシーンがあって。お友達の子供が、すごく彼になついてたんですよね。「この人やっぱり、私の眼に狂いはなかった!」って(笑)、ますます好きになりました。

 

 

●では、他に「この人の服を着てみたい!」と思うデザイナーはいますか?

 

ジェイくんですかね。彼のセーターを着てみたいなって思いました。あと、一着は欲しいのがウーリのドレスですね。カラフルな背中のぐっとあいたドレスにチャレンジしたいです。クリスチャンが作ったアヴァンギャルドの服も着てみたいですね。

 

 

●ティム・ガンについては、どうですか?

 

大好きです! やさしくて、ダンディで。あの洞察力はすごいですよね。パッと見て、作品のいい悪いを判断して、的確なアドバイスをしてあげられるというのが、すばらしいです。

 

―ティムが作った作品も、一度見てみたいですね。

 

そうですね! あと、デザイナーがティムのために洋服を作って、“自分色にティムを染める”みたいな、そういうのもやってほしいですね。ティムが1人で、何度も着替えてランウェイから出てくるっていう(笑)

 

 

●鈴木さんのお気に入りのエピソードがあれば教えてください。

 

やっぱり、第1シーズンの第1話ですかね。プロジェクト・ランウェイがどういう番組になっていくのか、クオリティはどのくらいなのか、すべてのことがあの1話で決まった気がするんです。

優勝したオースティンの作品も、とうもろこしの皮を使うっていう、普通なら考え付かないようなものが出てきて。進むべき方向性みたいなものが見えて、“これで決まったな”って気がしました。

 

 

●では、第5シーズンのお話を。お気に入りキャラはいますか?

 

スウェードくんかな? 彼、結構キテますよね(笑) あと、コルトも好きです。あの温度の低さが。でも闘志はメラメラと燃え上がっているという…。今後どういう作品を見せてくれるのか、すごく気になります。

 

 

●鈴木さん的、第5シーズンの見どころを教えてください。

 

今シーズンは、テーマが過激になっているというか、インパクトのあるものが多いですね。あと、ゲストが豪華です! 過去シーズンの出演者も結構出ていて、集大成的な感じがあります。デザイナーも、毎度おなじみのゲイの方がてんこ盛りで(笑)

 

 

●では最後に、この番組をご覧になっている方へメッセージをお願いします。

 

プロジェクト・ランウェイはリアリティ・ショーなんですけど、ドラマよりもドラマチックで、すごくおもしろいです。“追いつめられた時、人はどうなるのか?”っていう、人間性も見ることができるし(笑)

 

また、何と言っても、デザイナーたちの作る作品が感動ものです。私、ファイナル・ランウェイで、デザイナーが最後にランウェイを歩くシーンで、いつも泣いちゃうんですよね…。

シーズンごとにクオリティも上がってきているので、どんどん優劣がつけ難い感じになってきて。ランウェイ・ショーを見るだけでも、十分価値のある番組だと思います。

 

それから、デザイナーを目指している方にとっては、とてもはげみになるんじゃないでしょうか? あれだけのプレッシャーに打ち勝つタフさや技術力、人間性、協調性、パフォーマンスの仕方などなど、いろんな能力が必要なんだということがわかって、勉強になることもあるような気がします。

とにかく、いろんなものがつまっている番組なので、ぜひ見てください!

 

 

はじめは、「5つほど簡単な質問を…」なんて声を掛けておきながら、ねほりはほり聞いてしまった取材陣。。鈴木麻里子さん、ありがとうございました!

2010.1.29|ランウェイ・ニュース、第5シーズン|コメント(0)トラックバック(0)

アフレコ現場潜入レポート

プロジェクト・ランウェイ52010年2月2日から、WOWOWで第5シーズンがスタートする「プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズバトル」。

今回は、“オンエアが待ち切れない!”というファンの方のために、収録が着々と進んでいるアフレコ現場の模様をお伝えします!

 

12月吉日、都内の某スタジオ。収録開始時刻になり、声優のみなさんが収録ブースに集合。ランウェイは出演者が多いため、ブース内はギュウギュウのすし詰め状態です。

 

プロジェクト・ランウェイ5の声優のみなさん

(プロジェクト・ランウェイ5の声優のみなさん)

 

まずは演出家の方からご挨拶があって、場の空気がなごんだところで、さっそくリハーサルがスタート。リハーサル中は、セリフを聞いて笑いがこぼれることもあり(おにぎりを食べている方も…)、非常に和やかな空気で進んでいきます。

 

プロジェクト・ランウェイ5アフレコ現場リハーサルが終わったら、演出家さんの最終指示が入ります。ランウェイは、デザインバトルはさることながら、デザイナーたちの人間ドラマもみどころのひとつ。

ちょっとした声の抑揚や言い方で、ニュアンスが変わってしまうこともあるため、ここは演出家さんのいちばんこだわりたいところです。「このセリフはもう少し感情を抑えて」「このセリフは単語で区切ってハッキリと」など、微妙な表現にまでチェックが入ります。

 

そんな最終打ち合わせを終えて、いよいよ本番がスタート! さっきとは打って変わって、ピリッとした緊張感が漂います。

 

プロジェクト・ランウェイ5アフレコ現場まず驚いたのは、その収録方法。ワンシーンごとに止めて録るのかと思いきや、本編を前半と後半に分けて、それぞれ一気に録り上げるのですね。

もちろん、NGが入った箇所は後で撮り直しがあるのですが、基本的には長回しの一発勝負。ということで、収録ブースには引き続き出演者の方がびっしり。

 

スタンドマイクは3本しかなく、声優さんたちは出番になったらマイクの前に出て、セリフを言ったら、またはけて…。しかもランウェイはセリフがアップテンポだから、出たり入ったりの動きが速い! ランウェイ同様に、アフレコ収録も非常にアクロバティックな現場でした。

 

ティム・ガンの声を担当する、声優の田中正彦さんそして、ファンの方はご存じのように、なぜかランウェイはゲイ率が高く(というか、ほとんど)、ゲイ役が初めての声優さんは役作りにもひと工夫を。スタンバイ時は完全に男性なのですが、マイクの前に立つと、小指を立てて、身体をくねらせ…。みなさん役者です。

(写真はティムの声を担当している田中正彦さん。ティムを思わせる風貌で、とってもダンディな方です)

 

詳しくは書けませんが、この日収録した回は、なつかしい面々が揃うファンにとってはうれしい内容の回。ロビーでくつろぐ声優さんたちの会話が聞こえてきて、“あっ、この声は!” と取材陣のミーハー心がくすぐられました。

 

ここで、鈴木さんから仕入れた小ネタをひとつ。非常に和気あいあいとした楽しい現場ではあるのですが、番組の性格上、声優さんも毎週誰か一人サヨナラしなければいけない…という切ない場面があるようです。

ということで(かどうかはわかりませんが)、“その週落ちる人は、ドレスアップしてこよう”というルールを声優さんたちで作ったんだとか。さっそく声優さんを見回したのですが、本日は取材が入るためか、みなさんドレスアップ。脱落者を探すことはできませんでした…。

 

それでは最後に、演出を担当されている久保宗一郎さんに、今シーズンのみどころをお伺いしました!

 

「“みどころ”かはわからないですけど、今シーズンも…デザイナー同士の仲が悪いんですよね(笑) ディレクターとしては、その辺が突っ込んでいけるおもしろいところなので、個人的にはそこがみどころです(笑) それから、今回もデザイナーそれぞれの個性がすばらしい。みんな突き抜けているので、それをしっかり表現していきたいですね。ひとりひとりの個性を、もっと楽しくしていきたいです」

 

以上、プロジェクト・ランウェイ第5シーズンのアフレコ現場の模様をお伝えしました。声優のみなさん、久保さん、お忙しいなかどうもありがとうございました!

 

2010.1.26|ランウェイ・ニュース、第5シーズン|コメント(1)トラックバック(0)