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RIE MAESAKA
出版社勤務後、独立。フリーランスのエディター&ライターとして、モード誌や女性誌のWEBサイトを中心に、ファッションやセレブ、ライフスタイルにまつわるページを手がける。おしゃれ古着プロジェクト「セカンドクローゼット」も発足。愛猫との日々を綴った猫ブログも好評連載中。


#11「ファイナル・ランウェイ 前編」

1

ファイナルに進む3人はオースティン、コステロ、モンドに決定。ファイナル・ランウェイのテーマは4日間で5着のミニ・コレクションを作ること。一同はまずマリ・クレールのオフィスにいるジョアンナ・コールズを訪問し、アドバイスをもらう。また優勝の特典であるマリ・クレールのゲスト編集者の仕事についても聞き、優勝への思いを一層強くする。


デザイン画を描いたあと予算3000ドルで生地を調達。方向性がハッキリとしているオースティンやコステロとは対照的に、モンドはインスピレーションが湧かず生地選びにも苦労する。
1人1人に小さな個室がワークルームとして与えられ、コレクションの準備が始まる。行き詰まったモンドは部屋に閉じこもったり、すっかり落ち込んでいる。そこへ、ジョルジーナ・チャップマンがやってくる。彼女もコレクションの前はストレスでひどい状態になると聞き、デザイナー達は少し心が軽くなる。


2

2日目。前日に何もできず、セラピーが必要なくらいの精神状態に追い込まれたモンドは、セラピーをテーマにデザインしようとひらめく。モデルのキャスティングでは、モンドとオースティンが同じモデルを気に入り、コインで勝負して決めることになる。その後、アイザック・ミズラヒがやってきてショーの見せ方等についてアドバイスする。オースティンはアイザックの助言を受け、自分の路線に自信を持って突き進む決意をする。


3

3日目。アンジェラがやって来てテーマにヒネリを加えると発表する。過去のテーマで使った生地の残りを使い、コレクションにもう1着追加しろと言うのだ。また、脱落したデザイナー達の中から助手を1人選んで24時間だけ手伝ってもらえる。モンドが選んだのはミラ。オースティンはアンソニー。コステロはエイプリルを指名。それぞれ協力し合って作業を進める。


4日目。ジョアンナ・コールズがチェックに来る。助手が去った後もデザイナー達は忙しく作業を続ける。それぞれ優勝への思いを口にする3人。果たして明日のファイナル・ランウェイで優勝を手にするのは誰か。




みなさん、こんにちは!


4

いよいよファイナル・ランウェイが近づいてきました! 今回はモンド、オースティン、コステロのファイナル3のコレクション作りに密着した内容でしたが、この三人、口ではいろいろ言い合うけれど、何だかいいトリオじゃないですか? お互いを刺激しながら切磋琢磨する姿は、ライバルでもあり盟友でもあることを感じさせました。私は特に、オースティンの姫ぶりが大好き。シリアスな状況下でも笑を運んでくれますよね。本人はいたって真剣なところもまた面白いです(笑)。


さて、今回はファイナル・ランウェイを前に、デザイナー達はコレクション作りのアレコレを教わっていました。ジョルジーナ・チャップマンの経験談しかり、アイザックのショーの演出法しかり、成功者達の話はリアルに役立ちそうです。


5

特に印象的だったのが、モンドが「大げさなアイテムや派手なスタイリングのショーをやり過ぎと批判されない一線はどこにある?」と質問した時のジョアンナ・コールズの答え。「その人が見せようとするコレクションに合った派手さかどうかがポイント。いいコレクションにするために必ずしも派手さは必要ない」と語っていました。


やり過ぎかやり過ぎじゃないかの一線って、なかなか難しいものですよね。かつてのアレキサンダー・マックィーンやヴィクター&ロルフは、大げさな装飾やフォルムでまさに“やり過ぎ”の急先鋒でしたが、モード界ではとても評価が高かったです。それはきっとジョアンナが言う通り、デザイナーが伝えたい世界観にマッチした派手さだったからなのでしょう。


6

一見すると面食らってしまうようなデザインも、それをトレンドに変えてしまうほどの訴求力があれば、人々の心をとらえるもの。少々抽象的になってしまいましたが、具体的に私が思うのは、コレクションを通して作品を見ると、派手は派手でも絶妙なバランスで足し算引き算が施されているということ。それは、素材であったり色のコンビネーションであったり。装飾過多なデザインでも同系色でまとめれば印象を和らげますし、ハードな素材にソフトな素材を掛け合わせればぐっと軽やかに仕上がります。逆に「やりすぎ」と評されるのは、テイストが異なるディテールをごちゃごちゃとミックスすることではないでしょうか。何の狙いもなくただアレコレ付け加えるのは、ただただうるさいだけ。それこそ“やり過ぎ”になるはずです。


もちろん、いいコレクションに必ずしも派手さは必要ありませんし、シンプルでミニマルなコレクションにも素晴らしいものはたくさんあります。要は派手であれ、シンプルであれ、そこに確固たる世界観があるかと言うこと。それをいかに魅力的に伝えるかどうかで明暗は別れていくのではないでしょうか。



というわけで、次回のファイナル・ランウェイが楽しみですね!

2014.1.12||コメント(1)トラックバック(0)

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コメント

オースティンもモンドも2人共自己中心的というか…
でも最高の作品を作り上げるには、自己主張が強いデザイナーの方がいいのかもしれませんね(笑)
さて、次回でファイナルですが自分はモンドとオースティンどちらを応援すべきか悩んでます。
オースティンは現段階でハッキリとしたデザインが分かってますが、モンドはさっぱり分かりませんし…。
ただ次回予告をみると、オースティンがキャパオーバーで失敗するかもしれなくて…(^_^;)
失敗しそうだからオースティンを応援しそうです(笑)
あと、コステロは下着の事もちゃんと考えないと駄目だと思います!
だからコステロが優勝したら…びっくり仰天しますよ多分(笑)
ともあれファイナルランウェイ楽しみにしてます☆

投稿: ベアアッガイⅢ | 2014年1月13日 (月) 13時22分

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